interview

移住者インタビュー

佐藤洋成さん

インタビュー時期:2025/7/15

佐藤洋成(さとう・ようせい)さんは、2025年4月に埼玉県から家族4人で移住しました。同年5月から地域おこし協力隊・移住コーディネーターとして移住・定住支援や情報発信に携わっています。趣味のウエイトトレーニングで鍛えた体で地域に元気と笑顔を届けるため奮闘しています。

佐藤洋成さん (Uターン)

北秋田市に移住したきっかけを教えてください

埼玉県草加市、妻と子ども2人で4人暮らし。都内の職場まで、片道2時間かけて9年間勤務していました。

 満員電車、人ごみ、不規則な生活などのストレスで、心が摩耗していくのを自覚しつつも、流れに身を任せて日々を過ごしていました。

 家族との時間も、自分がやりたいことをする時間も、心の余裕もなく、このまま歳を重ねた先に何が残るのだろうと思い至り、移住を決断しました。

 もちろん葛藤も不安もありましたが、幸いなことに妻も子どもも秋田への移住に肯定的で、実家の両親も快く受け入れてくれたことで、父、母を含めた6人家族として新生活がスタートしました。

北秋田市の印象をおしえてください

 もともと生まれ育った土地なので、帰ってきたなーって感じです。

 小さいころは、「なにもない、人少ない、田舎つまらない」と思っていましたが、
 今では、「イイとこいっぱい!人少ないけど逆にそれがイイ!田舎ってイイ!」に変わりました!

 これまで都会の喧騒の中で暮らしてきて、心に余裕がありませんでしたが、自然の豊かさや地産地消の食事や温泉、地域の温かい人たちとの触れ合いで、毎日穏やかな気持ちで過ごすことができています。

お気に入りスポット(お店、食べ物)等あれば教えてください

・市営のトレーニング施設(一回210円)
・伊勢堂岱遺跡         ・滝、温泉巡り
・北欧の杜公園         ・地元の山で採れる山菜や魚

地元にあったらいいなと思うお店やサービスはありますか?

・ウエイトトレーニングのマシンとフリーウエイトエリアが充実した、会員制ジムがほしいです。

移住前に不安だったこと、大変だったこと、もっとこうしておけば良かったことなどはありますか?

 不安だったことは仕事と収入です。
 就農に憧れていましたが、農機が高額なことや、家族を養っていけるか等、これからのことを考えると不安が先立ち、一歩踏み出すことができませんでした。

 大変だったことは・・・大変でなかったことのほうが少ないです(笑)
 引っ越しの前後一カ月はずっと大変で、物理的にも書類関係も面倒なことばかりでしたが、中でも特に大変だったことは口座の変更です。

 もっとこうしておけば良かったことは、シンプルに貯金です(笑)

北秋田市にどんな町になってほしいですか?
より良い町になるために、何が必要だと思いますか?

 どんな町になってほしいか・・・笑顔!健康!筋肉!の町かな(笑)
 より良い町になるためには、北秋田市に限った話ではないと思いますが、住民一人一人が経済的に豊かになることだと思います。
 最低賃金を上げる、税金を減らす、補助金や支援金の充実。市民の収入が増えて、地元で使い、地方経済が好循環するサイクルができれば、地方活性化に繋がるのではないかと思っています。

休日の過ごし方を教えてください

 家族で楽しめる地域のイベントがあれば足を運んでいます。
 普段は家族でドライブをして、温泉や、北欧の杜公園、道の駅を訪れたり、自然散策、畑作業をしたりなど、移住前はとれなかった家族の時間を大事にして過ごしています。

移住後の抱負や意気込み、チャレンジしたいことはありますか?

 地域おこし協力隊に就任した三年間で、自分にできることを精一杯やって、地元を盛り上げていきたいと思います!

 チャレンジしたいことはありすぎて書ききれません(笑)

これから移住してくる方へアドバイスをお願いします!

 田舎暮らしって最初は苦労することもたくさんありますが、それ以上に楽しいこともたくさんあって、楽しみながら徐々に慣れていきます。

 あなたに合ったライフスタイルがきっと見つかります!

 良い田舎ライフを!